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🔶🔷2022年アニメ着せ恋から感じた、カメラを通して見た場合の映像について影山楙倫監督アニメと合わせて考察

※元々Xでツイートした事をまとめました

 

 

 

 

 

 

影山楙倫監督アニメをカメラを通して見た場合の映像について

 

 

🟦着せ恋8話まで視聴しました。
5話のコスプレ会場回で、木々を背景にコスプレをしたヒロインがカメラを持った人に撮影されるシーンがあるのですが、影山監督的な背景演出を連想しました!

あくまで女の子の背景の緑の割合も多く、もはや自然を背景にして心情を出している的なアレを感じたあれです…!

 

 

🟦そして8話になったら、自分たちとは別のコスプレ姉妹と話し合いをするシーンになり、そこでカメラや撮影方法(逆光、ぼかし等々)について語るシーンがありました。

そこでふと思ったのは、影山監督が自然を背景にした心情芝居を入れるのは、カメラのフィルターごしの視点を入れているのではないか?と

 

 

🟦自分はカメラには詳しくないのであまりそれについて考察した事はなかったのですが、アニメ版ダイナミックコードのオリキャラカメラマン・道明寺、初期まで遡るとオリジナル要素を追加した同級生2のカメラっこ芳樹等

実は影山監督作品に毎回のようにカメラを使うキャラ、モブが出てくるんですよね…!

 

 

🟦カメラの視点については、私が集めた影山監督の文献には触れられてなかったのですが、自然を写すということはカメラの視点も入ってくるのかな…?なんて、着せ恋の写真撮影の話。会場の話から連想しました…!

その辺りを調べて、カメラ越しのアニメ観も話せるようになりたいです…!

 

 

🟦ただカメラ越しだったとしても、Piaキャロ2の恋愛ドラマ・失恋のシーン、ONEのラストシーン、下級生2 7話の船上のシーン等々、あまりにも文字のように感覚にビビっとくるものが作れるのも影山楙倫監督の魅力

カメラ越しの幻想的な世界で終わらず、現実ドラマを描ける所が氏の魅力だと再確認しました

 

 

🟦あと何故カメラ云々に執着しているかというと、アニメ版ダイナミックコードに対して"ドキュメンタリームービー(文献によっては~アニメ)"という文面があったからです
今までの影山作品でドキュメンタリー云々で紹介されている文献はなかったので、ダイコーのおかげでその視点が明言されたのは新発見!

 

 

🟦2017年にアニメ版ダイナミックコードが放映された事で、今までの影山楙倫監督アニメをドキュメンタリームービー(アニメ)として考察し直せるようになったのは、あまりにも大きな発展です…!

はたして2023年事情を知らない転校生がグイグイくる。ではどんな謳い文句が使われ、過去作が見直されるのか

 

 

 

ちなみに監督作品ですと、dアニメで見れる作品でしたらなぜか"ONE~輝く季節へ~"にだけカメラが登場しません。

原作ゲーム版でも出ないです。

 

ここが大きなポイントだと私は考えています…!