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🔶大張監督ロボアニメ・銀装騎攻オーディアンをネタバレ紹介しつつ、勇気爆発バーンブレイバーン1話を考察&感想

※この記事は銀装騎攻オーディアンのネタバレを多く含みますのでご注意下さい

 

 

 

 

 

※記事内の画像は、出典元 又は 公式Twitterアカウントから引用させて頂いてます

 

 

 

1.はじめに

 

こちらの記事は"勇気爆発バーンブレイバーン1話"視聴後にXでポストした内容を元に再構成したものです

 

私自身、大張監督アニメである2000年放映銀装騎攻オーディアンを、一時期新世紀エヴァンゲリオンに影響を受けていそうなロボアニメの視聴にハマっていた時に視聴し、私なりに愛着が湧いたので、ブレバン1話の感想・考察をよく似ているオーディアンと合わせてしてみました

 

あくまで勇気爆発バーンブレイバーンを否定するためではなく、ロボアニメ好きとしてオーディアンや他のロボアニメと演出を比較したり、銀装騎攻オーディアンと合わせて今後どういった傾向が出てくるのかを個人的に考察していきますので

 

シビアな意見も結構出てしまう部分があると思いますが、それでもよければ是非ご覧になって下さい

 

 

※ここから銀装騎攻オーディアンのネタバレを多く含みますのでご注意下さい

 

 

 

 

2.銀装騎攻オーディアンとは

2-1.概要・作品の評価(※ネタバレあり)

 

まずは勇気爆発バーンブレイバーンの前に、銀装騎攻オーディアンについて話していきます

 

大まかな内容に関してはニコニコ大百科に書かれているものが大体合っていますので、こちらを使って解説していきます

 

まずは概要から

(引用:ニコニコ大百科)

 

 

 

 

そして作品への当時の評価です

(引用:ニコニコ大百科)

 

 

 

この作品の評価に関しては、おおむね私もこのような印象を覚えました

 

 

もちろんこのアニメのいい所もありますが

なぜこういった評価になっているのかを、あまりにも衝撃を受けた展開3選をピックアップしつつ個人的に語っていこうと思います

 

 

なおオーディアンは専門用語が多いロボアニメですが、大元に意味はそこまで複雑ではないので、初見の方には分かるように用語は簡略化して書かせて頂きます

 

 

 

 

 

2-2.第06話 中国戦線の話について

 

6話で訓練生である主人公達が中国戦線の戦場に出撃する事になります。

搭乗するのは今までの訓練でも乗りこなしてきた、某ロボアニメのような見た目を連想するような強そうでカッコイイロボ達。

 

5話までの訓練描写ではまず敵に簡単にやられなさそうな戦闘をしていたのに

 

下記の中国戦線の緑のロボットに囲まれてボロボロに殲滅され、ほぼ仲間が全滅します

 

(引用:銀装騎攻オーディアン VHS 4巻パッケージ)

 

 

これに関しては戦争というものを表現したいとか、衝撃の展開!的なニュアンスがあったのかもしれませんが

 

 

事前に中国戦線がヤバい所だと分かりやすい伏線や導線があれば納得性も高かったと思いますが、本当にギャグマンガみたいな感じでポンポン4んでいくので唖然とします

 

 

なにより中国戦線のロボが強すぎてパワーバランスの崩壊。味方のロボ達はまるでハリボテのように見えてしまう印象を抱きました

 

 

オーディアンを視聴していて、まず6話で「え、これからもこんな感じの衝撃の展開がいきなりくるのか!?」と身構えるようになりました

 

 

ただ主人公はこの事がトラウマになり思い悩むようになるので、生き残ったキャラクター達の描写に関しては、視聴していて共感出来る所もあり、結構好きです

 

 

 

 

 

2-3.第09話 主人公は実はただの人間ではなくて…

 

(引用:銀装騎攻オーディアン VHS 5巻パッケージ)

 

 

この9話では、中国戦線の出来事で軍に対して疑問を持った主人公達は軍を脱走し、町で青春を謳歌したりして、悩んだ挙句島を脱出しようとするのですが、結局見つかってしまい捕まります

 

その際に実は主人公は作られた人間(※簡単に言うと)だという事が発覚する衝撃の展開に

 

実は1話の時点で

 

(引用:dアニメストア)

 

主人公・哉生優は元ヤンキー的な境遇で、そこから先輩に誘われ軍に入る事になり、問題児ながらも周りに認められていくという話になっていたのですが

 

 

そんな中先程挙げた中国戦線の話になり、可哀想な目にあっていた主人公(優)に共感しつつ、まあ仕方ないよねと、この脱走の話までくるわけですが

 

 

9話の終盤で実は人間じゃないかもしれない…という、視聴者としては「えっ」と驚くような話になっていて

 

 

今まで主人公・哉生優を通して視聴者が見ていたり思っていた事も、それも実は虚構だったんじゃないかと、見ている側も心が揺らぐ展開になっていました

 

 

 

 

これに関しては、9話までにもう少し作られた人間的な伏線や導線があれば、すんなりと納得出来る部分もあったと思いますが

ほぼほぼそういったものもないので、まさに衝撃というか唐突な驚きになってしまいました

 

 

これが良いか悪いかは置いといて

視聴者としては、例の6話で中国戦線に殲滅された描写を思い出し、今後もいきなり考察をしていない所から唐突な後付けの設定が出てくるのか……とさらに身構えるようになりました

 

 

つまりどれだけ考察をしていても、伏線も無しに新しい後付け設定が出てくる事が多いので、もはやその時のキャラの感情に気持ちを乗せる事しか出来なくなっているともいえる状態になっていました(それはそれで楽しいですが)

 

 

まあこのアニメを一周した後に二周目で見直すと、ああここはそういうニュアンスもあったのねと分からなくもないですが、初見だと非常に分かり辛い

そういう印象を抱きました

 

 

 

 

 

ただ9話で青春を謳歌している姿は結構好きなので、キャラ描写に関しては全然楽しんで見れました

 

 

 

 

 

2-4.第13話 いきなりすぎる人類殲滅行動

(引用:銀装騎攻オーディアン VHS 7巻パッケージ)

 

 

第9話の後に、主人公・哉生優が自分自身の存在について混乱する事になり、彼が精神的にも弱っている状態が続きます。

ここから実質主人公的な動きをするのは親友でありライバルでもあるウォルフになり、1クール最後の12話まで活躍してくれます。

 

その中で組織の謎や闇についての革新に迫っていく中、ウォルフが頑張ってくれるので、視聴者の気持ちとしても、そんな彼に対し頼もしく感じ、もう君が主人公でよくないかと思うようなストーリーが進んでいくのですが

 

 

 

ここでこの銀装騎攻オーディアンにおいて一番の問題点が出てきます

 

 

 

なんと2クール目になった13話で、ウォルフが生まれ故郷であるドイツに連行された際に、隠された過去を思い出し、洗脳のようなものをされて新しい巨大ロボットに乗って人類を殲滅し始めます

 

 

ロボアニメとしては、まあありえそうな展開ではありますが

 

 

10話以降主人公である優のサポートを懸命にこなし、彼の代わりに敵と立ち回っていたウォルフが

いきなり人を殲滅し始めた様子を見て、視聴しているこちら側が混乱してしまいました

 

 

あんなに優しかったウォルフがなんでこんな事に…

 

 

殲滅の際にウォルフが何かしらこの行動について悩んだり葛藤する描写があればいいのですが

 

そんなシーンは全くないので(洗脳的なあれをされてるからだと思いますが)

 

あのウォルフに共感していた視聴者である自分は何だったのかと…複雑な感情に

 

 

これに関しても伏線なり導線があれば、すんなり割り切れたんですが心惜しい部分も…

 

 

 

 

 

2-4.これらを踏まえて

 

今までの第6話、第9話、第13話の展開を踏まえてまとめますと

 

 

つまり銀装騎攻オーディアンは、視聴者が共感していたキャラクターが何故か唐突な展開に巻き込まれたりだとか、唐突に存在自体が別のものになったり、唐突に1話先でいきなり性格が変わるかもしれないという

 

 

衝撃の展開尽くしのロボアニメになっていました

 

 

別のそういったコンセプトも悪くはないとは思いますが

 

 

 

銀装騎攻オーディアンという作品は、なまじキャラクターに魅力があり、彼らを追っていく事でこの世界に入り込むようなアニメでしたので

 

 

ストーリーの伏線や導線も少なく、唐突に衝撃の展開が何度も来るような作りは、見ていてもはやキャラの事も信用していいのか疑心暗鬼になる部分もありました

 

 

ただしこの後の最終話までを見ると、キャラクター同士の内面についての決着自体は付くので、挫けずに最後までこのアニメを追っていた場合は、キャラクター好きの方でも何とか報われるようにはなっています

 

 

ただ、それだからこそ唐突にくる衝撃の展開なり、いきなり明かされる設定については、視聴者が従来のアニメよりもさらに過激なものとして捉えてしまう作りになっていたと思います

 

 

これに関しては先程挙げたニコニコ大百科での評価でも似たような事が書かれていて、当時の視聴者の方も思う事はあったそうです

 

(引用:ニコニコ大百科)

 

 

そういった事もあり、銀装騎攻オーディアンもそうですが他の大張監督アニメを視聴していて、「こまかいところはいいんだよ」的なスタンスを感じることがあり

 

それはある意味特色にもなっていて、他のロボアニメとはまた作りが違う

 

ロボット自体は使っていますが、最終的には不良(ヤンキー)漫画で見られる、男同士の抗争による精神の交流みたいな、青春的要素が主軸になっているのかもしれないと、私は評価しています

 

 

 

だからこそ醸し出される爽やかさみたいな所は好きなので、何だかんだいって銀装騎攻オーディアンはお気に入りのアニメです

 

(引用:銀装騎攻オーディアン VHS DVD 13巻パッケージ)

 

 

他にこのアニメのいい所は、ロボットの作画だったり、キャラの作画だったり、ネットでよくネタにされるOPだったり、EDの雰囲気だったりと色々とありますが

 

 

それについては勇気爆発バーンブレイバーンを毎週追っていく時に触れていこうと思います

 

 

 

 

そして1話が放送された勇気爆発バーンブレイバーンに関しても

 

まさにこんな感じのニュアンスが伝わってきたので、銀装騎攻オーディアン視聴者としては、バーンブレイバーンもこんな感じだったよねとXでポストしていたら、大張監督にブロックされちゃいました笑(仕方ないとは思いますが)

 

 

ただXで銀装騎攻オーディアンと絡めて考察し始めた方も見かけたり

今後も毎週バーンブレイバーンを視聴する上で銀装騎攻オーディアンの要素は結構重要になってくるんじゃないかと思いましたので

 

Xやこちらのブログで銀装騎攻オーディアンを前提とした勇気爆発バーンブレイバーンの考察を毎週していく事にしました

 

 

もし勇気爆発バーンブレイバーンや銀装騎攻オーディアンのファンの方が気分を害したようでしたら申し訳ないです…

 

 

ただ私は作品を批評するにあたって、賛否両論どちらの要素も必要だと考えていて、その作品自体を語る上で出てくるシビアな意見も、結果的にその作品自体の強度を高めるんじゃないかと思っていますので、これからも疑問に思った事は書いていく予定です

 

それでもよければ是非ご覧ください

 

 

 

 

 

3.勇気爆発バーンブレイバーン1話 個人的な前提考察要素二点

 

 

では勇気爆発バーンブレイバーン1話について語っていくわけですが

 

 

まず語る前提として必要だと思った要素を二つ挙げます。

 

 

それは

 

 

①原作はCygames(サイゲームス)というソーシャルゲームがメインコンテンツである会社

 

②大張監督アニメの傾向

 

 

こちらの二つです

 

 

 

3-1.①原作はCygames(サイゲームス)というソーシャルゲームがメインの会社なので、ブレバンはゲームの世界である可能性も

 

 

①についてですが、1話放送段階で既にOPのロボット達はソシャゲでも登場させる予定なんじゃないかと、予想している人がいます

 

 

これに関しては、Cygamesという会社がシャドウバース、グランブルーファンタジーウマ娘等々、数多くのソーシャルゲームを取り扱っている会社だからこそ

 

 

ブレバンの世界はゲームの世界なんじゃないかと、考察している方も出てきています

 

 

発言している方のアカウントを見ていると従来のロボアニメファンというよりは、「あのシャドウバースの会社がロボアニメ作ったみたいだから見てみよう!」だったり、「ウマ娘とかも出るのかな…?」と

 

 

現代ではCygamesソシャゲプレイヤーの多くが興味を持っているからこそ、前提としてゲーム会社のアニメという認識がされている側面があります

 

 

だからこそ1話の段階で、宇宙人的な何かによって世界が破壊されたり人が4んだりしても、後半で勇者ロボ的なブレイバーンが主題歌を流しながら敵を殲滅する

 

この流れが結構受け入れられているんじゃないかと私は感じました

 

 

 

 

ただ個人的には最近様々なロボアニメにハマって視聴していたので、リアルロボ的な世界を描写するなら、4んだ人や被害に関してもう少し深刻に捉えたほうが自分は世界に入り込めたのかもしれない……とめんどくさいロボアニメファンの感情も出たりしましたので

 

 

 

なので割り切ってゲームの世界的な考察をして視聴した方がよさそうかもしれない、とCygamesソシャゲファン達の反響を見て考えたりしました

 

 

まだまだ1話ですし、あくまで1話だけみて感じた事ですので、2話以降そういった所を拾ってくれる可能性もありますので、次話が楽しみです…!

 

 

 

 

 

3-2.②大張監督アニメの傾向として

 

(引用:Amazonプライム・ビデオ)

 

②に関してですが、これは先程語った銀装騎攻オーディアンの傾向が、正直ブレバンでも健在だと感じましたので、キャラクター達を追って楽しんでいけばいいんじゃないかと思っています

 

 

ただロボアニメファン程、大張監督アニメに触れてなかった場合、色々と独特な要素について疑問が出てくると思いますが、まあこれはこれでと楽しめる部分を自分で見つけていけたら、より楽しめるようになるのかもしれません

 

 

自分はロボアニメファンではありますが、大張監督アニメは大張監督アニメで好きな部分もあるので、そちらを重視して視聴していこうと思います…!

 

 

 

一応この

 

 

①制作会社がソシャゲ会社だから、ブレバンもゲームの世界なのかもしれない

 

②大張監督アニメだから、ロボアニメというより大張監督アニメ独特の要素を優先した方がいいのかもしれない

 

 

個人的にこの二つの考察を前提に、これからブレバン1話で感じた事を話していきます…!

 

 

 

 

 

4.勇気爆発バーンブレイバーン1話 感想&考察要素

 

 

ではここから、ブレバン1話を視聴して感じた事を挙げていきます

 

 

 

 

 

4-1.Aパートのロボットアクションシーン

 

銀装騎攻オーディアンを踏まえて話すと、Aパートのロボットアクションシーンはまさにオーディアン1話等でも見られるようなローラダッシュ式の動きを地上戦でしています

 

 

動き自体は連想する所もあるのですが、オーディアンとはまた違い、遠近感的に言うと結構遠目のアングルになっていたと思います

 

この遠目のアングルがという印象が何をもたらしているかというと、1カットでのロボ作画の書き込み・密度に関係してくると思います

 

 

作画面においてオーディアンの例を挙げると

 

(引用:銀装騎攻オーディアン VHS 10巻パッケージ)

 

このシーンのような、正に大張監督作画特有のコッテコテな作画密度がオーディアンのロボ作画を大部分担っていたのですが

 

バーンブレイバーンの冒頭のロボにおいては、それの要素が若干おとなしめかな、という印象を抱きました

 

銀装騎攻オーディアンにおいては、まさにこの緻密な作画でロボットを表現していた部分が数多くありましたので

3Dロボットモデルで今後従来の描写が出てくるのかどうか気になる所も

 

 

ただしこれに関しては、終盤でブレイバーンの戦闘シーンにおいて、カラフルなカラーリングがかなり華やかに動いていたので

 



 

あくまでAパートのロボットシーンに関しては、遠目のアングルにおけるロボのCGモデル描写が、今までの大張監督アニメや他のロボアニメと比較すると若干密度がおとなしめかもしれないと、個人的に感じました

 

 

もしAパートのロボCGが今までの大張監督アニメ作画並の高密度があれば、こういった印象は覚えなかったと可能性がありますが

今までの大張監督アニメにおいて、まさに密度の濃いロボ作画で画面を語るシーンがかなり多かったので、あくまで比較するとそう感じる所も、ロボアニメファンとしてもありました

 

 

ただ動き自体は先程挙げた通り、オーディアン1話等でもよく見られるリアル重視でなおかつ大張監督ならではのエフェクトもあったりしたので

 

個人的には銀装騎攻オーディアンを連想した場合、3Dロボを使ったまた新しい大張監督アニメの演出が出てくるんじゃないかと、その辺りについてワクワクしました

 

 

 

 

 

4-2.Aパートにおけるコクピット内のキャラ作画について

 

Aパートのロボット戦闘シーンでは、コクピット内のキャラ映像が出てきたりしましたが

 

先程から例に出している銀装騎攻オーディアンとその辺りも似ていて、どちらかというと画面に近めでキャラを映すアングルが多めだと感じました

 

(引用:dアニメ)

(引用:銀装騎攻オーディアン VHS 8巻パッケージ))

 

この画像は参考例ですが

前者のようなキャラクターの上半身を様々な角度で画面に映すパターンと

後者のように時にはキャラクターの顔や、肩から上に当たる部分が画面を占めるパターンがあり

 

こちらの画面を使って、正にキャラの表情を見て本編を楽しんでね的な要素が、オーディアンという作品は濃い目でした

 

 

バーンブレイバーンに関しては前者のような遠近感で、コクピット内が映される事が多く、1カット1カットでカットインのような印象を個人的に感じました

 



 

また近年のロボアニメだと、特にガンダムシリーズだと顕著ですが、コクピット内をカメラでぐるっと回しながら3D的空間感を出すという

機動戦士ガンダム水星の魔女やガンダムUC閃光のハサウェイ等で見られた、コクピット内描写が増えてきていると私は感じています

(※ただ全天周囲モニターだからだとは思います。TVアニメでしたら水星の魔女9話や14話辺りの動きが印象に残っています)

 

www.youtube.com

 

 

その中でも、ブレバン1話(あくまで1話)に関しては大張監督アニメ従来の表現方法にも一部なっており、オーディアンを思い出す画面もあったりしました

 

ただしBパートのロボ戦闘シーンではコクピット内を上から映したり、コクピット横から外が見えるようになっていてロボが動いている感がある画面もあったりしたので、やはり全天周囲モニターではないのでカットイン的な画面と個人的に感じたのかもしれません

 

 

また終盤のブレイバーンコクピット内は立って操作する形式になっていましたので、恐らく2話以降でカメラを回しながらコクピット内を映す描写も出てくるかもしれないと思いました

 

全天周囲モニター的なカメラアングルに関しては、必要かと言われるとそうでもないと私は考えていますが、やたらと最近のロボアニメで使われるようになったので、今回少し気になる要素にはなりました

 

 

 

 

 

4-3.キャラ作画について

 

またブレバンにおいても魅力的なキャラが登場しましたが

 

正直いつもの大張監督アニメに比べて、そこまで動かない印象を抱きました

(※あくまで1話の時点では)

 

 

それこそ銀装騎攻オーディアンのみならず、他の大張監督アニメでも過剰と呼べるくらいキャラが動作をして活き活きとしていて、体でメッセージを発しているような何かがあり個人的にそこもお気に入りなのですが

 

(引用:銀装騎攻オーディアン VHS 5巻パッケージ)

ブレバンはキャラクターデザインとの関係や相性?が恐らくあって、まだ大人しめに感じました

 

これに関しては軍服という服装自体の要素が要因だとは思いますので、それで認識しにくくなっていたのかもしれません



ただブレバン1話を見直した際に、よく見るとなんだかんだ言って今までの大張監督アニメのような動作で動いているシーンもありましたので、単純に1話の段階ではまだ視聴者が掴めていないだけの可能性があります

 

【ここに映ってませんが、このシーン前後のヒビキさんの動きもお気に入りです】

 

 

またコクピット内では、銀装騎攻オーディアンにおいては通信で返事をする際にわざわざ顔を横に向けたりするような動きもあったので

あまりその動きがない分、リアルロボットアニメ的ではありますが、大張監督アニメ的には今までに比べて少し大人しく感じてしまう所が個人的にありました

 

(引用:銀装騎攻オーディアン VHS 4巻パッケージ)

【右上の緑髪のキャラのような振り向き動作が、結構あった印象があります】

 

具体的な例を出すとスミスがモニター越しに拳を合わせたりしていましたが、ああいったコクピット内での動きがオーディアンでは多い印象があったというか

 

 

ただそれが必要かというとそんな事もないと思いますので、あくまで銀装騎攻オーディアンとはまた違った表現もしていると感じました

 

 

他に、お気に入りキャラ作画を挙げると、女キャラはオペレーターさん達も可愛いですし、ミユちゃんがスミス相手に動きながらロボの解説をするシーンの特に最後辺りがいいなと思いましたので

毎週ブレバンを追っていく上で、楽しみです…!

 

 

 

今までのコッテコテな大張監督過去アニメを連想すると、ブレバンのキャラ作画はおとなしめに感じる所もありましたが

なんだかんだよく見てみると、ジェスチャーでかっこよさ、可愛らしさも出てたりするので、その辺りが今後どう表現されていくのか大変楽しみです…!

 

 

 

 

 

4-4.勇者ロボ的なブレイバーンの戦闘シーン

 

今までどちらかというと気になった所多めな感想になってしまっていましたが

 

ブレイバーンの戦闘シーンにおいては、大変素晴らしかったと思っています

 

 

 

ブレイバーンが出てくる前の侵略者の兵器の動きや、スミス達が3機で相手を囲むシーン辺りも個人的に素晴らしいと感じていたのですが

 

ブレイバーンはもうとにかく動く動く

 

これを見て恐らく地上戦の描写はどちらかというとリアル寄りで、空中戦に関しては今までの大張監督アニメのノウハウも活かしてやりたいようにやるみたいなニュアンスを個人的に感じました

 

空中戦に関しては、正直もう大満足ですので、今後も毎週これ並のものが見れるとなると、ロボアニメファンとしても嬉しいです

 

 

また、実は銀装騎攻オーディアンにおいては空中戦のイメージがあまりなく、地上戦主体のアニメではありましたので

 

今回は実質空中戦もある銀装騎攻オーディアンとしてブレバンが見れるとなると、ファンとしても大変嬉しい所はあります

 

 

 

ブレイバーンの戦闘シーンに関してはこのように大満足でしたが

 

 

 

ストーリー的に一つ気になった所は、あれだけ人が4んでいる中でブレイバーンがテーマ曲を流しながら戦うシーンになるので

 

他のロボアニメと比較すると、4者をもう少し大切にして欲しいかもしれない…という事が頭の片隅に浮かんだり浮かばなかったり

これに関しては他の大張監督アニメや、銀装騎攻オーディアンもモブキャラの扱いに関してはこういう所もあったので、気にしても仕方ない気はしますが

 

また、1話を改めて視聴するとブレイバーンがとにかく強引で、もしかしたら彼の敵の組織の一員じゃないかと考察出来るような怪しさはありましたので

 

ブレイバーンという存在は、スミスからみたら勇者かもしれませんが、人によっては侵略してきた存在と同一のものかもしれないという

 

そういう怪しさを描写するための、挿入歌(OP曲)描写だったのかもしれません

 

 

他には勇気爆発バーンブレイバーンのシリーズ構成を担当している小柳啓伍氏は、現在最終話を迎えようとしているウルトラマンブレーザーも担当していて

(毎週視聴させて頂いてます)

 



そちらでもウルトラマンブレーザーは従来のウルトラマンとは違い、終盤まで言葉でのコミュニケーションが取れず意思疎通が難しい描写があったりしたので

 

その経験が勇気爆発バーンブレイバーンでも活きてくるんじゃないかと思っています

 

 

こういった人の生き死にの描写はロボアニメにおいて難しい要素になってきますが、2話からの展開でどうなっていくのか楽しみです…!

 

 

 

 

 

4-5.主人公格であるイサミ・アオの怯える描写について

 

1話でのイサミが怯える描写、特に震え声の演技ですが

 

銀装騎攻オーディアンの主人公・哉生優に大変似ています

 

(引用:dアニメストア)

 

 

一応分かりやすいシーンをピックアップすると

 

・6話終盤と7話で、中国戦線の敵に怯えるシーン

・12話後半で自分の意識が弄られて怯えるシーン

 

等々

 

 

哉生優の声を演じた川田紳司氏の特徴だったのかもしれませんが

大張監督が音響監督も兼ねるブレバンでも、イサミはそっくりな感じで声を震わせます

 

 

これに関しては単に大張監督の趣味なのかもしれませんが

怯える演技的には、同監督の銀装騎攻オーディアンと合わせると中々興味深い要素にもなっています

 

 

もしかしたらイサミの声を演じている鈴木崚汰氏の特徴でもあるかもしれないので、今後の展開を見つつこの辺りも考察していきたいです…!

 

 

 

 

4-6.ブレバン1話はオーディアン6・7話オマージュ説(ブレイバーンはそれの絨毯爆撃的な立ち位置説)

(引用:銀装騎攻オーディアン VHS 4巻パッケージ)

 

 

ブレバン1話では、圧倒的兵力を持つ宇宙人的な敵がゾルダートテラーというマシンに乗って襲撃してきますが

 

 

何も喋らずに一方的に人類を殲滅していくので

 

この辺りが非常に銀装騎攻オーディアン6話で中国戦線の敵にひたすらやられる場面に似ています

 

そしてそんな中主人公格であるイサミ・アオは怯えるわけですが

怯えるシーンも先程挙げた通り、オーディアン6話・7話等の哉生優に似ています

 

 

 

唯一違うのは、そんな中ブレイバーンがイサミの元にやってきて、宇宙人的な存在である敵をボコボコに殲滅する所で

 

 

ある意味、銀装騎攻オーディアン6話・7話のシーンで、もしこの時点で勇者ロボ的な強さを持った存在が助けに来たらどうだったのかという

 

銀装騎攻オーディアンのIFルートとも呼べる映像にもなっています

 

 

 

 

ただ銀装騎攻オーディアンでは6話で作戦を共にした仲間がほぼ全滅し

 

7話で生き延びながらもマシンのエネルギーが動けなくなり、真っ暗になったコクピット内で外から敵に囲まれ侵入されそうになるも、謎の存在が敵を56し

 

その音に怯え、コクピットから出た主人公が周りを確認すると、し体が転がっている悲惨な状況。思わずは〇てしまう

 

その後も怯えながら朝を迎え、味方軍の爆撃に会いながらも何とか信号弾で助けを呼び、哉生優自身は助かるんですが

 

 

その夜に味方軍が中国戦線の敵を殲滅するために、罪のない民間人ごとまとめて絨毯爆撃を行います

 

 

そして哉生優は心に傷を負い、後々それが響く展開が起きたりします

 

(※またこの7話で優を助けた?謎の存在は、20話辺りになるまでハッキリと出てきません。一応漫画版外伝の主人公で、終盤はほぼ主人公格として活躍します)

 

 

 

一応この謎の存在が勇者ロボ的なブレイバーンと捉える事も出来なくはないですが、なら何故仲間がやられている時にこなかったのか

そもそも喋らず、そこから20話辺りまでずっと登場しないので正に謎の存在と

 

 

もしかしたらブレバン2話以降でブレイバーンの後に現れる存在が、この7話の暗闇の中主人公を襲う中国戦線の敵を倒したような存在になるのかもしれませんので

 

 

今回は絨毯爆撃の圧倒的パワー・仲間の危機を救ってくれた要素と重ねて、こちらをブレイバーンと同一のような存在として考察します

 

 

 

 

つまり、このオーディアン7話における味方軍が行った絨毯爆撃というのが、実はブレイバーンが行った事を同じようなシチュエーションとして描写している可能性もあり

 

そう考えた場合、ブレイバーンが行った事は、果たして正義かどうか

 

 

オーディアン6話では、勇気爆発してもどうあがいても中国戦線の敵が強すぎて勝てないので、だからこそ勇気爆発とはなんなのか

 

銀装騎攻オーディアンと勇気爆発バーンブレイバーンを照らし合わせた場合、こういう考察も出てきました

 

 

 

私としては、わざわざ勇者ロボ的な存在に大張監督はそんな意味を付与するとは思わない所はありますが

 

銀装騎攻オーディアン視聴者的には、これは劇中でも言われていた、戦争に正義も悪も的な描写なんじゃないかと感じる所もありました

 

 

 

この辺りが気になった方は、オーディアン7話をオススメします

 

イサミの怯える場面が、やはり哉生優と結構似ているので、大張監督アニメにおけるこういった演出の系譜を考察する上で、結構重要なのかもしれません

 

 

 

 

4-7.他

 

折角ですので今まで挙げていない中で、個人的にお気に入りのシーンを箇条書きでまとめておきます

 

 

・Aパートのロボ戦闘シーンで、煙を腕で払うモーション

 

・イサミとスミスが青空を見上げ航空機が飛んでいくシーン

 

・バーでヒビキさんがイサミと会話しているシーン

 

・Bパートでスミス機が危機一髪で助けに来たシーン

 

・高出力ビームによって大爆発が起きるシーン

 

・敵を倒した後にブレイバーンが空中で夕日をバッグにポーズを決めているシーン

 

 

等々…

 

沢山語りたい所はありますが、それは追々話していこうと思います

 

 

 

 

 

5.勇気爆発バーンブレイバーン 今後の展開について予想 (01/16時点)

 

 

ブレバンの今後の展開についても軽く箇条書きで予想しておきます。

 

この項目に関しては、思いついたらその都度追加しつつ、詳細も書いていく予定です

 

 

・実はゲームの世界

 

・OPで出ている、敵組織の幹部内に銀装騎攻オーディアンのキャラがいる

 

・いきなり北欧神話的な単語が出始める

 

・人類がいきなり殲滅される展開に

 

・ブレイバーンは実は未来のイサミ自身

 

・勇気爆発バーンブレイバーンは銀装騎攻オーディアンの未来の話

 

銀装騎攻オーディアンではア〇リカ軍が権力を持ち、日本や主人公が所属している組織はそれに従わずを得ない関係ではあったので

ブレバンでも2話以降ア〇リカ軍がぶいぶい幅を利かせて、後半はオーディアンのように超兵器を持った日本側の組織がそれで揺する展開になるのかもしれない説

 

・宇宙人的な敵に襲撃された際に、民家で親子が怯えているシーンで人物画が映っていますが、髪型的にはこのキャラが銀装騎攻オーディアンのネル(ヒロイン)。またはヒルダ(哉生優の母)説

(引用:銀装騎攻オーディアン DVD 13巻パッケージ)

【右上の女性がヒルダで、右下がネル(ヒロイン)です】



等々…

 

 

特に銀装騎攻オーディアン関連の繋がりに関しては、優先して考察していこうと思います

 

 

 

 

 

6.最後に

 

今回の記事は銀装騎攻オーディアンの紹介も兼ねたものですので、なんというか、色々と長くなってしまいましたが

こういったオーディアンの要素も含め、勇気爆発バーンブレイバーンを毎週追っていく上で何かしら考察に繋げて楽しんで頂けましたら、オーディアン視聴者としてもちと嬉しいです…!

 

 

ただ正直…どれだけ考察した所で、オーディアンの時のような意味が分かりにくい展開になったり、巻き巻きのオチに落ち着くかもしれませんが

それはそれで楽しい部分はあると思いますので、私は毎週視聴したり考察していこうと思います

 

 

また私は銀装騎攻オーディアンを連想した考察をしてますが、他の方でもっと詳しい人もいると思いますので、様々な方の考察と合わせて、是非勇気爆発バーンブレイバーンを楽しんでみてはいかがでしょうか…!

 

 

ではでは!