🔶【※ネタバレあり!要注意】劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のお気に入りシーン&感想を語ります
※注意!
この記事は劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のネタバレを大量に含んでます。
そちらを了承した方は是非どうぞ!
1.はじめに
1/26(金)朝最速上映で劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観てきました
私が行った映画館では、自分が見た中では初日で一番人が入っていて大盛況でした
そんな中視聴したわけですが……
自分の想像を遥かに超えた盛り上がりを見せてくれて、大変満足いたしました
今回は個人的に印象的な場面をピックアップして語っていきたいと思います
(お気に入りのシーンは🔶をつけておきます)
- 1.はじめに
- 2.本編
- 2-1.冒頭の戦闘シーン
- 2-2.前半については…この記事ではほぼカットします…!
- 2-3.合同作戦の戦闘シーン
- 2-4.🔶なんと!アスランがあのズゴックに乗って助けにきます
- 2-5.🔶キラとアスランの殴り合い
- 2-6.🔶宇宙での戦闘の前に
- 2-7.🔶あのキャラがほぼ20年振りに登場
- 2-8.🔶🔶宇宙での出撃シーン
- 2-9.🔶🔶BGM覚醒シン・アスカを元にした劇半に!
- 2-10.🔶インパルスSpecⅡの戦闘シーン
- 2-11.🔶🔶デュエル、バスターがミーティア装備に
- 2-12.🔶ストフリ弐式の戦闘シーン
- 2-13.🔶キラ達がラクスを助けにいくシーン
- 2-14.🔶デスティニーSpecⅡとブラックナイトスコード達との戦いでのステラについて笑
- 2-15.🔶ズゴック・インジャ弐式の戦闘シーン
- 2-16.🔶アカツキの戦闘シーン
- 2-17.🔶ストフリ弐式・マイフリの戦闘シーン
- 2-18.🔶エンディング
- 3.まとめ
- 4.最後に
1/29(月)に新規カット解禁PV・新モビルスーツ設定画も公開されたので、そちらも合わせてどうぞ!
新モビルスーツの設定画、
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2.本編
2-1.冒頭の戦闘シーン
映画が始まった途端いきなりMSの出撃シークエンスから始まり、出撃後はタイトルと共に主題歌である
「西川貴教 with t.komuro 「FREEDOM」」が流れ始めます
ここでのMSの作画自体もよかったのですが、今作でのキャラの関係性が描写されつつ、いつまでも終わらない戦いの中で疲弊したキラの姿が映されます
その後に暗闇の中市街地での戦闘シーン
SEED・SEED DESTINY恒例のモブ市民が虐〇されるシーンも挿入されつつ、キラが出撃時に指示を出していた通り、先頭に立ち、シン・ルナマリア・アグネスは市民を守るように立ち回ります
そしてどうにか戦闘は鎮圧されます
正直この暗闇のシーンはそこまで派手に動かないので、ずっとこれぐらい大人しめの戦闘なのかな…?と不安に思う所も
人物模様に関しては、SEEDというよりもSEED DESTINYの続きみたいになっていて、疲弊するキラを中心に話が進みます
2-2.前半については…この記事ではほぼカットします…!
前半に関しては、ザフトでの話やオーブの話、ファウンデーションにコンパスが出向する話になりますが
この記事ではカットします!
理由としては、この辺りはSEED DESTINYの地続き的な話になっていたり、映像自体も当時にかなり寄せてあるので
もはやOVAのようなものになっていたからです
これはこれで放送当時を思い出すのでいい所もあったと思いますが、近年のガンダムアニメである水星の魔女や閃光のハサウェイ等と比べると
全天周囲モニター的な広がりのあるロボ戦闘シーンじゃないし、まあ元々のSEEDファンのために昔のような演出にしているのかな…?と
個人的にはSEEDファンとしては嬉しくても、映画でこれは多くの人は受け入れられるのか…と心配にはなりました
なので、この記事ではあえてカットします
問題はこの後の合同作戦での戦闘シーンです
2-3.合同作戦の戦闘シーン
ユーラシア連邦内で、ブルーコスモスの盟主ミケール大佐を追いつめるために戦闘状態になるのですが、キラがファウンデーション王国のブラックナイトスコード7人・アコードコーディネーター(これについては映画後半で明言されます)が持つ超感覚的能力でSEEDを持つ者を支配できる能力に囚われ
実際はいないはずのミケール大佐の幻影を止めるために攻撃してしまいます
そこで協定が破棄される出来事になってしまい、ブラックナイトスコード達がキラ達コンパスのMSへ攻撃し始めます
ここでの戦闘時はライジングフリーダムやシンが乗るイモータルジャスティスも抗戦するのですが
相手の連携によってアークエンジェルや味方共々窮地に追いやられていきます
ここの戦闘自体も動きはいい方だったのですが、冒頭のような手堅い動きをしていたので、このまま最後まで行くのかとハラハラする場面も
ただ動きに関しては、この辺りでもう重田メカのモーションはかなり入れてくれていたので、3DモデルでSEEDらしさをここまで出せるのか!?とそれについては感心してました
そんな中、とうとう問題のシーンがやってきます
2-4.🔶なんと!アスランがあのズゴックに乗って助けにきます
ライジングフリーダムが複数の相手にボロボロにされながら、SEED DESTINYでフリーダムがインパルスに落とされたシーンを彷彿とさせるような負けパターンになりそうな時に…
なんとアスランが助けにきます!
しかも!
ズゴックに乗って!
さらに1stガンダムで有名すぎるあのシーンまんまのモーションで起き上がり、PVCMでよく移されている劇場版SEEDFREEDOMのアスランのコクピット内が映し出されます
このシーンはなんと背景も黒くなっていて、残像まで映る徹底ぶり!
思わず私も心の中で、「えええええええええええええ」と驚愕してました
(そういえばアスランが領地内にいるシーンが出てたけど、このMSで!?との驚きも)
そしてブラックナイトスコードシヴァという機体と、シャアさながらの高速クロー戦闘でアスランが立ち回り、周りの爆発に紛れてキラと回収し、核に包まれそうになるユーラシア連邦内から脱出しオーブへ
個人的には、このズゴックに乗ってアスランがやってくるシーン以降はお気に入りで、もう一度映画館へ行きたいと珍しく思うくらいのシーンがここから多く出てきます…!
2-5.🔶キラとアスランの殴り合い
オーブ内でアスランも合流し、キラはラクスがアコードコーディネーターの能力で支配されていた事を知らず、ファウンデーション王国軍として宇宙に共に逃げた事について嘆きます
映画前半でキラは兵士として行動は出来るけど、SEED DESTINY終盤で対峙していたデュランダル議長のような政治や改革を考えることが出来ていないと悩み、実質ファウンデーション国を実質まとめているオルフェにも指摘されていました
ラクスはそんな自分に愛想を尽かせて、ファウンデーション王国軍に付いていったんだと悲しむのですが
そこでアスランの鉄拳が飛んできます
お前は何も分かっていないとアスランの説教が始まるんですが
そこでキラが「だって僕がやらなきゃいけなかったんだ」「君たちが弱いからしょうがないじゃないか(僕が先頭に立ってやらないといけない)」
といったセリフも飛び交います
これに関しては、個人的な考察としてキラ並の技量がないと精確に相手のコクピットを狙わずに撃墜出来ない的なニュアンスだと思っているので
自分が矢表にたってやらなければなさない責務だとキラ自身が抱え込んでいたもの悩みだと思います
そしてそのケンカの仲裁にシンも入ろうとし
「隊長の悪口を言うなアスラン!」と殴り掛かりますが
丁度キラとアスランの間に入ってしまいパンチが顔面に入ったりしたり等々…
キラはアスランに肉弾戦では勝ててませんでしたが、想いを吐き出し、自分を見つめ直す事が出来ました
結局SEED DESTINYでも、アスランはザフトでシンやレイ、ルナマリア等といった後輩と接する機会があり、上司としてどう振舞えばいいのか悩みながら試行錯誤していたので
キラはそういった機会があまりなかったからこそ、SEEDFREEDOMで悩む事になったんじゃないかと私は感じました
アスランの行動に関しては、ネットでは蝙蝠男等とさんざん言われてますが、SEED DESTINYスペシャルエディション4部作において、アスラン視点での物語も描写されているので、それを見ていると彼が実質主人公で経験を積んでいったことが映像化されています
ですのでこのキラとアスランの殴り合いのシーンも、これをSEED DESTINYでやっていれば視聴者も満足できる展開になっていたんじゃないかと思えるぐらい重要なシーンで、自分は感涙するぐらい入り込んだりしました
2-6.🔶宇宙での戦闘の前に
そしてなんとファウンデーション王国がSEEDシリーズ恒例のコロニーレーザー的な施設であるレクイレムを起動し、歯向かう都市に撃ち始めるシーンが出てきます
その中で次のターゲットがオーブに
それを止めるべくしてコンパス軍も動き始めるのですが
なんと!オーブの地下に!
デスティニー!
インパルス!
この3機をデータ取りのために残していた事が判明します!
(※名称はデスティニーやインパルスはSpecⅡ、ストフリ等は弐式)
まさかの銀幕デビューに、観ていた私も大変興奮する展開に
しかのシステムは改修済みとの事で、コクピット内が全天周囲モニターになってたりします
そういった事もあり、あのブラックナイトスコード達にも勝てるんじゃないか…!?とワクワクしながら見ていました
2-7.🔶あのキャラがほぼ20年振りに登場
そんな事も考えていたら、なんとオーブでカガリが会議室で各首脳陣と連携を取っていた中に
あの!
SEEDに登場していたサイ・アーガイルの姿が!!
アークエンジェル元クルーであるカズィに関しては、福田監督が事前に1カットだけ登場しますと明言していましたが
まさかのサイまで・・・SEEDファンとして嬉しすぎました…!
サイはSEED DESTINYで登場していなくて、実質公式に消されたキャラ的に見られていたので
これだけで劇場版SEEDを見に来てよかったと思いました…
残念ながら喋るシーンはありませんでしたが、カガリがストライクルージュで出撃する前に、ミリアリアと一緒に迎えに来てくれたりします
制作スタッフさん本当にありがとう
2-8.🔶🔶宇宙での出撃シーン
準備をしていく中で、ファウンデーション王国がレクイレムでオーブをターゲットに決め発射数分前になり
ブラックナイトスコード達が倒したと思われていたキラからの通信が入り、目標が次世代アークエンジェルになります
レクイレムを撃たれてしまいますが、いつものノイマン操縦官による華麗な回避行動で海上で避けることができ、次の発射まで大分時間が空く事に
その間に宇宙でコンパスの出撃シーンがあるのですが
ここでなんと!
BGM【出撃!インパルス】を元にした劇半が流れます!
映画版は【出撃!デスティニー】というタイトルになり、多少アレンジが入ってますが
あのSEED DESTINYの代名詞、次回予告でも使われる曲が映画館で聞けるなんて…!!!
もう感極まってしまいました
そしてデスティニーガンダムSpecⅡの出撃時に
「シンアスカ!デスティニー!行きます!」
と例のセリフも
ああ……今の時代に聞けてよかったとただただ感動しました
そのあとインパルスSpecⅡが出たり、他のMSも出たりしましたが、もうたまりませんでした
インパルスの例の出撃ポーズもしてくれて、もうファンとしては目が潤むしかありませんでした
2-9.🔶🔶BGM覚醒シン・アスカを元にした劇半に!
そしてそしてそして!
デスティニーSpecⅡがブラックナイトスコード達と交戦する際に
BGM【覚醒シン・アスカ】を元にした劇半が流れます!
こちらもタイトルが【対決の刻】になってましたが、覚醒シン・アスカが含まれてます
もう………感極まりすぎてにっこりしてました
この曲はSEED DESTINY本編でもシンが活躍するシーンで流れる曲で(12話 血に染まる海等)、その場面はSEED本編でも大人気である35話「舞い降りる剣」に匹敵するぐらいの人気も誇ってますので、ファンとしては印象的すぎる曲です
デスティニーもSEED DESTINY本編のような砲撃シーンや対艦刀を構えるシーンもありつつ、良作画でのマスクカットインもあり
前作では負の象徴としてマスクデザインのイメージがされていたのに、まるでそれが銀幕でヒーローのような大活躍をし始めて…
デスティニーガンダム本当によかったね…と感動するしかありません
またシンアスカの天才的な戦闘センスによる戦いっぷりで、相手のブラックナイトスコード達が意識の支配を目論見ますが
何も考えずに戦っていると驚かれ相手がひるむシーンも
これに関してはSEED DESTINYで覚醒シンアスカが流れるシーンでの反射的な神懸かった動きをしてる事が多かったので
個人的には良い意味で戦闘センス的なニュアンスで捉えました
2-10.🔶インパルスSpecⅡの戦闘シーン
インパルスSpecⅡも出撃の段階でシルエット3種が射出されている状態になっていたので、最初はブラストでのちにソードに換装してくれます
個人的にはインパルスの換装シーンが大好きなので、それが映画で見れただけでも嬉しくて嬉しく…
SEEDファンロボアニメファンが喜びそうな展開がこの後も続きます
2-11.🔶🔶デュエル、バスターがミーティア装備に
そうしてコンパス軍が出撃していく中で、ザフトもファウンデーション王国から首脳陣が狙われたので、宇宙で密かに隠していたミーティアをデュエルとバスターが装備する熱すぎる展開に
ファンの間ではガンダムタイプのMSなら装備出来たら熱いよねと語り草になっていた要素が、まさかのSEED FREEDOMで見られるなんて
もう大興奮です
しかもデュエルはブリッツガンダムのクロー装備をしたデュエルブリッツガンダムという…!
バスターはザクウォーリアの要素を改修した形態で
そしてそしてなんと!このシーンで
SEED本編、SEED DESTINY本編で印象的過ぎる人気曲
「Meteor-ミーティア-」が流れます!
「出撃!インパルス」だけでも大満足なのに、ここで「Meteor-ミーティア-」まで!?
もう盛り上がるしかありません
この曲が流れながらストフリ弐式も戦っていくので
SEEDファンが喜ぶ展開にもなってました
2-12.🔶ストフリ弐式の戦闘シーン
ストライクフリーダム弐式もデスティニー達と出撃していたのですが
なんと!
最初はそういう描写はされていなかったのですが、相手のMSと交戦時に実は彼が乗っていた事が判明
ドラグーンシステムも使いこなし相手を圧倒します
あのアスランがストライクフリーダムに乗るという熱すぎる展開も最高です…!
2-13.🔶キラ達がラクスを助けにいくシーン
ブラックナイトスコード達が交戦している際に、キラ達はドラグナー1キャバリアー0のような移動装備を付けたズゴックと共に相手の本拠地に潜入しラクスを助け出します
そこで色々とドラマもありますが
今作SEED FREEDOMは「愛」がテーマになっていますので、それがキラとラクスの間にだったり、敵軍のブラックナイトスコード達の一部で展開されていきます
この記事ではあまり触れてませんが
SEED DESTINY本編でも世界の紛争が解決せず、パンフレットによると福田監督は人の中に争う気持ちがある限りそれはなくならないから、生きていく中で重要な要素だ
と発言なさっていたので
どう生きていくのかについてSEED FREEDOMで改めて考えていく、という内容になっています
その辺りがここで描写されていたと思います
2-14.🔶デスティニーSpecⅡとブラックナイトスコード達との戦いでのステラについて笑
なんだかんだデスティニーSpecⅡが相手を倒し始め、改めて相手は意識の支配をしようとするんですが
その中でステラのイメージがシンの中から出てきます
最初はSEED DESTINY本編のような感動的な感じで出てくるんですが
シンを守るために狂犬のような牙を立てたオバケのような姿になります笑
もはやホラー映画ばりの姿になり、「こいつの闇が深すぎる!」と相手が意識の支配を拒むほどです
個人的にはSEED DESTINY本編での、戦闘中に出てくるステラのイメージ映像は
デスティニーガンダムが生み出した何かだと考察しています
SEED本編最終話でも、フレイが撃墜された際にキラと交信する謎シーンがあったりするので
フリーダムやデスティニーにはZガンダムのようなバイオセンサー的な何かがついているのかな…なんて
そういう解釈で自分は落ち着いたので
デスティニーガンダムがシンを守るために化物にもなる
という想像をして、それもいいかもと感動してました…!
この辺りはネットでは非常にGガンダムっぽいと言われていて、確かに今川監督アニメのイメージ演出というか
巨大な東方不敗も思い浮かんだので、確かに…!と感心する所も
また先程ピックアップしたキラとアスランの殴り合いも、ZというかGガンダムみはあったので
何だかんだガンダムシリーズの要素をSEEDやSEED DESTINYでも福田監督はやっていたんだなと思い耽たりも
インパルスもVガンダムのパーツアタックみたいですし
あとSEEDシリーズは歌姫辺りがマクロスシリーズぽいと言われたりとか…
こういった所もSEEDFREEDOMを見て
福田監督はロボアニメが大好きで、そこで見たものをちゃんと自分なりの作風の上で再構成しているなと
ただのオマージュだけではなく、自分の演出に出来ている所が凄いと感心しました
そういった彼ならではの作風で、美麗なロボ作画が観れるので、もはや確立した作品なんだと感じています
2-15.🔶ズゴック・インジャ弐式の戦闘シーン
そして先程ストフリ弐式でアスランが交戦していた相手と、最初はズゴックで戦い、なんとその中から出てきたインジャ弐式で戦うのですが、相手がアスランの意識を支配しようとします
そこでアスランの対抗策として
脳内でカガリのセクシーな映像をイメージします笑
先程のステラの件と続いてだったので、一気にギャグっぽくなったなと笑
さっき劇半でリアル寄りで感動していたノリを返してくれよとも思いましたが
それで相手は慣れていなくて隙が出来て、地球からストライクルージュがドラグナー1キャバリアー0のようなオプション武装で狙撃に成功する事に
まあずっとリアル寄りの展開だと息が詰まるかもしれませんので、こういう笑える展開が後半にやっと出てきたのはよかったのかもしれません
そしてインジャ弐式が圧倒し、最後は頭部のビームサーベル部分が伸びて相手を引き裂きます
ガンダムSEEDを構想するにあたってウルトラマンガイアの存在が大きかったと福田監督は当時おっしゃってましたので
この流れに関してはファン的にもそれか~と思うフィニッシュに
2-16.🔶アカツキの戦闘シーン
今までSEED DESTINYのMS達が登場していく中で
そういえばアカツキは出てないな…と思っていたら
レクイレムが再度発射される展開で、アカツキが砲撃装備を付けて登場します
そしてレクイレムを破壊しつつ、ビームで何とか反射する流れに
ムウさんの「不可能を可能にするって大変なんだけどな」という台詞に笑いながらも
暁の銀幕デビューしてくれて嬉しかったです…!
その後ブラックナイトスコード達の母親である、研究者アウラが散ります
(実はアウラもラクスの母親と共に研究をしていた昔の姿と違い子供になっているので、クローン説とかも出てきてます)
2-17.🔶ストフリ弐式・マイフリの戦闘シーン
キラに乗り換えたストライクフリーダム弐式がラスボス機体であるブラックナイトスコードカルラと戦うのですが
あのストフリですらとうとう被弾する展開になり、PS装甲がダウンしピンチに
こうなるまでのドラグーンの動かし方もよく出来ていて、個人的にはストフリが好きなのもあって銀幕で活躍が見れて嬉しかったです
そしてピンチの際に、ラクスが乗ったプラウドディフェンダーというバックパックが到着しストフリ弐式の背中に換装
マイティ―ストライクフリーダムに変貌します
このマイフリ?はラクスの管制制御によって広範囲のマルチロックが出来、高電圧の雷で
あのジェネシスのようなエフェクトで狙ったものだけを破壊出来ます
また額が割れて星を割れるビームも撃てて、もはや戦略兵器並のパワーを誇っています
このマイフリに関しても、二人がコクピット内にいるのでGガンダム最終話オマージュ的な映像にもなっており
今作SEED FREEDOMは「愛」がテーマなので、そういった表現もされていたのかもしれません
そんなこんなで相手のブラックナイトスコード二人も
ラクスの母と同僚であった研究者から生まれた存在で、愛を知らずに育ち愛を求めたからこその戦いになってしまっていたので
愛を知り、最後に男女二人が散っていくという…
SEED DESTINY本編は、個人的に「哀戦士」的な哀がテーマだったと思っているので、最後の最後にブラックナイトスコード二人が散っていく姿を見て
SEED DESTINYでの地続きだった事を再確認しました
2-18.🔶エンディング
ブラックナイトスコード達が散り、その母親である研究者アウラも散り、戦闘が終わりを告げ、ED曲「去り際のロマンティクス」が流れます
それに浸りながら
地球に降り、夕焼けに照らされる浜辺で裸になったキラとラクスがキスをするシーンになり、テロップへ
3.まとめ
ざっと劇場版ガンダムSEEDFREEDOMについて書いていきましたが
個人的にはアスランがズゴックに乗って出てきた辺りからテンションが上がっていって
点数で表現するなら
宇宙でコンパスが出撃するシーンで100点中180点
ミーティアや覚醒シン・アスカが流れるシーンで100点中200点
ステラのイメージ映像やアスランの脳内シーンで80点まで落ち着く感じで
最高峰に感極まってました…!たまりません
まあステラのくだりに関しても、あれのおかげで落ち着けた所はあるので全然受け入れられました笑
個人的にはアスランがズゴック登場してきてからは、もう一度映画館に行って何回も見直したいくらい気に入ったので
ホントにこの映画を令和に作ってくれてよかったと思いました
正直本編の物語については、「愛」というものに対してSEED本編やSEED DESTINY本編のようなニュアンスで語られるので
文章よりも感じてくれ、的な内容になっています。
SEEDシリーズとしてはいつもの型でいいんですが、映像を見ている時こそ感じる部分もあるので
ネット配信が始まってからより評価されるタイプなんじゃないかと思いました
SEEDシリーズのいい所は、そういったニュアンスの中でロボットの戦闘に関してはぐうの音が出ないほど濃密な作画でリアリティがある所なので(リマスターやスペエディ版は)
その二つが相まって確立してた作品だと個人的に再評価しました
4.最後に
そんな感じで、観た後のテンションでとりあえず気に入ったシーンに関してピックアップして語ってみました。
殴り書きのような構成なので、拙い所が結構出ていると思います。すみません…!
私は映画館で観る作品に関しては、とりあえず音楽で気分が乗れれば成功なんじゃないかと評価しているので
劇場版ガンダムSEEDFREEDOMに関しては、それが上位レベルにSEEDファンやロボアニメファンは感じる事が出来るアニメでしたので、よかったです
ただ…今更ですが、SEEDシリーズ特有のモブがやられるシーンや、核やジェネシスで消滅するシーンはありますので、それが大丈夫な方には映画後半の宇宙での戦闘シーンをオススメしたいです…!
SEEDシリーズはモブに厳しいですが、それは主要人物達が業を背負ってそれでも生き抜くという。それに必要な描写として書いてたりするので、意味はあったりします
SEED DESTINY本編の時点でも、紛争の問題が解決してなかったり、SEED FREEDOMでもブルーコスモス関連やMSの製造自体をしているのは何処なんだ等と、まだまだ解決はされてませんが
それでもキラ達は一歩ずつ進んでいくでしょう
その彼らの生き様を見て、何かしら感じて作品に入り込んで頂けたらファンとしても嬉しいです…!
最後まで読んで頂きありがとうございました!