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ユーフォ3期 12話で、花田氏脚本が物議を醸しているので個人的な意見を

 

 

花田氏。デビュー当初に脚本がgmだとかク〇だと叩かれていた。と2023年にツイートなさってましたが

 

別に今はクソだから花田脚本視聴者は叩いてるわけじゃないんですよ

それを反省・改良せずに、同じ事を少なくともラブライブ無印から何回も繰り返しているし

アニメの可能性的なものを深堀するような"挑戦"もないので、またこれ~と呆れる方の飽きがあるというか 

 

 

ただこれに関しては、よくあるシナリオライター区分分けで"左脳タイプ""右脳タイプ"に分ける。みたいなやり方があって

それこそ00年代エロゲー全盛期によく使われていた評価方法なんですが

花田氏は右脳タイプだと。自分はこの分け方が、あまりにも極端すぎるので嫌ってますが、大雑把にいうと右だと

 

 

しかしこれの何が問題化というと

ラブライブPV版というのは、歌詞の畑亜貴氏こそ最高クラスの"左脳タイプ"なであり

左脳思考に効果音で歌詞に入れられる方なので、"右脳タイプの音も入れられる"

まあ最強クラスの作詞家だったので、左脳タイプでありながら右脳タイプも入れられる方でした 

 

 

こんな中で"右脳タイプ"の花田氏が脚本を書いたらどうなるか………というのがご覧の結果でした

ただ私は花田氏を完全な右脳タイプだと思ってなくて

第一にキャラの視点(主に主人公)を通して、世界がどう映っているのか、どう感じたのかを

とにかく"一番"大事にする人だと私は感じているので →

 

 

私個人の評価としては、左脳タイプなんだけど文字で表現せずに右脳タイプで突っ走る方が、花田十輝脚本だと考えてます

だからこそユーフォシリーズで京アニ作画が介入できる余地があり

それが左脳的なロジカルな映像作りになっていて、アニメとして一つの作品が確立していたと思っています →

 

 

ただラブライブの場合は、まず大会で対戦相手がほぼ描写されませんし、比較対象がいない

だからこそキャラ(主人公)の視点で周りを見たり、感じたりはしますが

サンシャインでは2期から特にそれでも成功しないという挫折の話の中で、たまに輝くライブシーンが入るという構成になっていて

 

 

ユーフォシリーズとは違い、本来の花田脚本である左脳タイプでありながら右脳で表現していく、みたいな、イメージ映像が続いていく印象がありました

よくも悪くも左脳にいったり、右脳にいったりと、どっちつかずになってしまい、一視聴者としては"自分の中で折り合いをつける"形で見る事になりました

 

 

そして2024年にガルクラやらユーフォ3期が放送され、ユーフォこそ京アニの作画力でOVA全盛期のようなまとまりのある映像になってましたが

ガルクラは正直キャラ以外はラブライブサンシャイン等の既視感もあり

また花田脚本一視聴者として"自分で補完"しなくてはならないのか…と嫌にはなる所も

 

 

なので何が言いたいかというと、世間は花田十輝脚本は"右脳タイプだから仕方ない"と言ってますが

私は"左脳タイプの部分を持ちながらも右脳タイプで出しいている"と評価しているので

もう少し色々試したら、花田氏脚本が本当に輝ける部分があるんじゃないかと個人的に考察しています

 

 

なので"右脳タイプ"ばんざーい!と割り切ってガルクラを楽しむ事は出来ますが

もう少し花田氏自身の可能性と言うのを見せてくれないかな……と10年程花田脚本を追ってきて私はそう感じています

死生観強めの傾向があるので仕方ないですが、その生と死の狭間的なものをもうちょい…ね。

 

 

別に右脳アニメ楽しいべwww 的な楽しみもあると思いますが

もう少し花田脚本の可能性を色々試して欲しいというか…結局今日挙げたような、

「俺だからこんな3Dアニメを楽しめるんだ!」という、ラブライブシリーズと同じような客層を利用しているのが…うーん…そうじゃなくてもいけるのにな~と

 

 

あと日頃自分が評価しているアニメを見ていると、大体の方は察してると思いますが

自分は"左脳タイプ"というかそこに"技術介入度が高い"アニメを好む傾向があるので

技術介入度が少ない、または拙いものが多いアニメは、結構厳しく評価しています

 

 

"技術介入"とは何を差しているかというと

・作画(絵)
・演出
・音
・演技
・脚本 等々…

色々とありますが、アニメはいわゆる"絵"であり、絵が一番大事だと考えてます。二番目は"音"だと

 

 

ユーフォシリーズは、京アニ制作と言う事もあり、まず作画ずば抜けている(特に総集編・劇場版は)

そして演出も山田尚子氏が担当していた頃は、他のアニメ会社では見られないものも追加され

声優さんの演技も徹底している

そしてここで"音"が入ってくるのですが

 

 

これについては何回も言ってますが、まずユーフォ3期は大会での演奏シーンが0回という構成になっていて

少なくとも1期・2期・劇場版に関しては、最終的に大会演奏シーンがある

そこで今までのイライラ・カタルシスが一気に解放され多幸感に包まれ手の平を返す快感が、ユーフォシリーズの強みだと

 

 

そもそも最後の大会以外にも合奏シーンがあったりと、"音"による技術介入度がユーフォシリーズは強めの作品だと私は捉えてました

なのでユーフォ3期 12話でここまで物議になってしまっているのが

作画自体の技術介入度は高めですが、音が3期は足りていない

そんな中でのシビアな脚本

 

 

それを見てユーフォシリーズを追ってきた人ほど「俺達の見てきたものなのか?」と落差を感じてしまっている人が多いように感じています

なのでユーフォシリーズに関しては、技術介入度の項目的には"音"が3期は足りていないがゆえの、世間での評価になっていると私は考えてま

 

 

ガルクラに関しては、私の中では6話でのルパ&智ちゃん介入までは

まんまラブライブサンシャインの焼き増し脚本。さらに焼き増し絵コンテが多くて

かなり辛口な評価をしていました

そして先程話した
"技術介入度"的には、"既に見た事があるもの"なので、限りなく0のように私は既視感を覚えてました

 

 

ただ5話からバンドメンバー追加の他に、ライブハウスの描写が増えて一気に引き込まれました

自分はライブハウス自体は数回行った事があるぐらいなのですが、最近のバンドアニメの中でも妙にしっくりきてしまって

正直これを東映アニメーションさんの3Dで見れただけでもガルクラを評価するぐらいで

 

 

このライブハウスの描写という"技術介入度"具合

そしてルパさんという、ラブライブにはいなかった笑顔キャラ(糸目キャラ)的な存在も出てきて

ラブライブサンシャインとの差別が自分の中でもハッキリ出来るようになり、そこからは楽しく見てました

 

 

中盤から"技術介入"ポイントが増えていって、8話のダイダスと桃香さんのやり取りも、11話のライブで見事に表現なさってましたし

何だかんだ全てではないですが、ガルクラも従来のラブライブサンシャイン酒井監督アニメ視聴者も楽しめる作りにはなってきたと思います

 

 

そんな所で12話のオチとして、視聴回数が〇〇〇回…と

これに関しては先日もツイートしましたが、ラブライブサンシャイン8話の「0票だったんだよ!悔しくないわけないじゃん!」みたいなくだりを思い出してしまい

ここでもやるんかい~~と笑いながらも、どう今回は表現するのか楽しみです…!

 

 

ガルクラは大体こんな感じで

何で今回花田脚本についてまた色々語る事になったかというと、昨日のユーフォ3期 12話で物議を醸しているのが一番の理由ですが

花田氏のツイートを見て、自分の脚本はクソだから叩かれていると思っているようなものを見たのも原因です

 

 

個人的にはラブライブ無印から色々と因縁があるので、10年近く追ってきてますが

そんな私からすると、花田脚本がクソだから叩いているんじゃなくて

"技術介入度"が少ないと感じるシーンが、全てではないですがたまにあるのが気になるから。というのが、私なりの意見です

 

 

この"技術介入"というのが何を差しているのか、改めて挙げると

・作画(絵)
・演出
・音
・演技
・脚本 等々…

この辺りですが

別に脚本がアレでも、作画さえよければカバー出来ると考えているので、どれかが支えていれば◎だと評価しています

 

 

ただこの作画や演出、音が、シリアスな展開でどうしても視聴者が耐えられなくなった時に

それをカバー出来るのは脚本だと

花田脚本は、そのカバーを仕切れていない部分が多く、そういう意味で技術介入度が時折低めになってしまっているので

人によってはクソ脚本と言う時もあるんだと思ってます

 

 

しかし花田脚本は多人数でのキャラの回し方が上手いですし、キャラアニメに関しては上位にはいるくらいテンポ感があると私は評価しています

なのでガルクラに関しても、そこはやはり出来ていて

正直それだけ見ていても楽しめるので、多くの人がハマっていると個人的に考察しています

 

 

しかし花田脚本は多人数でのキャラの回し方が上手いですし、キャラアニメに関しては上位に入るくらいテンポ感があると私は評価しています

なのでガルクラに関しても、そこはやはり出来ていて

正直それだけ見ていても楽しめるので、多くの人がハマっていると個人的に考察しています

 

 

ただここに関してはラブライブ無印や、ガルクラと同じく酒井監督が手掛けたラブライブサンシャインでも健在でしたので

正直キャラが変わっただけで、やってる事は…と思いつつ、まあキャラは頑張って生きてるからいいや~と思ってます

ここら辺も色々と変えてたら、技術介入的評価もより上がりますが

 

 

ちょっと長くなってしまいましたが

花田脚本がなぜ色々と言われているのか。という事に対しての個人的意見をまとめました

ガルクラも楽しいんですが、いつもの花田脚本パターンが見え隠れしているので

既存ファンへの意外性ももう少しあればありがたいかななんて
ただキャラはいいので充分です…!

 

 

別にガルクラ自体を批判したいわけじゃなくて、ホント今までの花田脚本になっているので、もうちょい技術介入度項目があれば、より既存作品との差別化が出来るんじゃないかな…という話です…!

まあガルクラ最終話次第でいくらでも覆るので、それまでは一視聴者の戯言と言う事で流して頂ければ~