SchoolDaysをネタバレなしで紹介
毎年クリスマスイブ夜にabemaTVで生配信されるアニメ 「SchoolDays (スクールデイズ)」を紹介させて頂きます…!
ネットでは最終回Bパートでの刃物による修羅場シーンがよく取り上げられますが 最終回Aパートまでは、一切グロテスクな描写がないので
恋愛ものが好きな方にはオススメのアニメです!
1.あらすじ
伊藤誠は入学式の時に出会った桂言葉に密かに想いを寄せていた。
毎日同じ電車の中で見かける言葉の姿を、携帯電話の待ち受け画面にする誠。
教室で画像を消そうと悩んでいた所、同じクラスで隣の席の西園寺世界に待ち受け画面をみられてしまい…
爽やかな青春ものとして始まります
2.どんなアニメ?
序盤は爽やかな青春ものとして進んでいくのですが…
公式ムック本によると、SchoolDaysは
【暗黒青春もの】と
シリーズ構成の上江洲誠氏から名言されています。
あくまで「恋愛はスタートが楽しい」という事を表現しつつ、「人間を描き切る」事に重点を置かれていきます
ネット上では先程の最終回Bパートによる凄惨な描写。
主人公伊藤誠のめんどくさがりやでヘイトを集めやすい部分ばかり注目されがちですが なぜ誠がそういう性格なのか…
原因はアニメを見ていると分かる部分もあるので、私はそこまで誠は嫌いじゃないです。ただ若いな~って感じで
元々アニメ版SchoolDaysの企画段階の時点で
「最低の主人公をいかに描くか」が
肝で始まったとプロデューサーの方がインタビューで答えていたので、
実は伊藤誠がああいうキャラになったのも、制作側としてはかなり計算されていた事がムック本のインタビューに書かれています…!
伊藤誠がクソだから、クソアニメ。
という見方も人間は千差万別ですのでそういう感想もあるとは思いますが…
演出やストーリーの流れが良く出来ていて、クソアニメとして語られるには惜しい暗黒青春ギャルゲーアニメだと思っているので私は推しています…!
3.本幹のネタバレをしない程度に、推したい部分を紹介
SchoolDaysというアニメは、特に挿入歌を入れる場面にこだわっているとムック本で元永慶太郎監督がおっしゃってました。
歌詞も数秒単位で合わせているとの事なので、かなり場面とマッチしていて見ていて感心しました! オススメシーンも多いです…!
EDでは毎回伊藤誠の携帯に色々な写真が映されていくのですが…
設定では誠が操作して画面が切り替わっているとムック本で明言されていました ですので、各話によってとあるヒロインが多めに映っていたりするので、そこを見ていくのも面白いです…!
各話で次話の続きが気になるように、引きの部分での展開は工夫したとスタッフインタビューにかかれてました…!
そこがある意味昼ドラというか、ドラマの恋愛ものに近いなにかを感じるというか!
ドラマティックでその辺りの場面は特にオススメです!
4.まとめ
という事で軽くアニメ版SchoolDaysを紹介させて頂きました!
個人的には、世間でクソアニメと評価されるほど酷い作品じゃないとずっと思っているので、この時期になると毎年推させて頂いてます!
ギャルゲーアニメの中でもかなりクオリティが高くて好きです!
ギャルゲーアニメというより、やはり"暗黒青春ものギャルゲーアニメ"として見ると、より楽しめると思いますので、今度はそういうカテゴリーで紹介していこうと思います…!
dアニメストアだとギャグ番外編2作も見れるのでそちらもオススメです!癒されます
今回のレビューは "School Days‐TV Anime‐公式ガイドブック"の公式インタビューから沢山引用させて頂きました…!
このムック本を読めば、スタッフさんがどのように力を入れて今作を制作したのか書かれているので、オススメの逸品です!
5.おまけ
この記事以外にも、ネタバレありのレビューもありますので、よろしければ是非どうぞ!
アニメ版SchoolDays (スクールデイズ)を紹介&批評をしました
https://aikawa-nagisav.hatenablog.com/entry/2021/01/02/011520
またこのアニメを評価する際に、当時ヤンデレ描写で話題になった脚本家さんのアニメや同僚ライターさんのアニメもレビューしました!
よければそちらも!
Gift 〜eternal rainbow〜・というギャルゲーアニメを観たので紹介&批評をしました
https://aikawa-nagisav.hatenablog.com/entry/2020/12/15/000000_1
Φふぁいなる・あぷろーち・というギャルゲーアニメを観たので紹介&批評をしました
https://aikawa-nagisav.hatenablog.com/entry/2020/12/16/230316